いわてで働こう推進協議会|岩手の仕事・就職情報サイト

シゴトバ クラシバ いわて

  1. HOME
  2.   >  イベント情報
  3.   >  [第3頁] プレエントリーの目標は200社?

[第3頁] プレエントリーの目標は200社?

仕事帖_title

東京の某大学の保護者会が先ごろ盛岡市内で開かれた。わが子の就職を心配する父母らが大勢訪れ、大学側の説明に聞き入った。

同大の就職支援担当者によると、学生には「プレエントリーは200社目標で、最低100社には応募するよう」と伝えてあるそうだ。実例として示された学生Aさんは350社にプレエントリー、80社にエントリーシート・履歴書を送付。60社で筆記を受験、一次面接は30社、二次面接は20社、三次(最終)は10社、内々定を受けたのは8社という。

知り合いに3年前の就活を聞いたところ、プレエントリーはさまざまな業界の数十社で、40社にエントリーし、スケジュール管理をして受けられる試験、面接をこなしながら、自己分析や企業研究を進め、やりたい仕事を決めていったという。

現在の求人求職はネット時代だ。プレエントリーやエントリーなどもWebで行うので費用も掛かからず、手間さえかければ200社、300社も実現できない数字ではない。大学側は「日本には約380万の会社があり、就職サイトに登録し新卒採用をする企業は約1万社ある。その中からプレエントリー200社は少ないぐらいだ」と語る。

岩手県の企業で、そんなWeb時代の求人、求職活動の波に乗っている事業所はどのぐらいあるのだろうか。「人材は企業の宝」という。宝探しに最新の手段とお金や労力を使うのは当然の投資だ。岩手県全体として「いわてで働こう」を実現するためにも、地元中小企業が望むたった1人の人材を確保するためにも「プレエントリー200社」の現実に立ち向かわないといけない。

(K.Jobs)

 2016.07.01更新

徒然仕事帖一覧